SEO対策の教科書

Yahoo!やGoogle、MSNやEXCITEなど様々なポータルサイト・検索エンジンが存在しますが、検索エンジンは大き２つの種類に分けられます。
そして、もう1つはGoogleに代表されるロボット型検索エンジンです。

ディレクトリ型検索エンジン

ディレクトリ型検索エンジンとは、運営スタッフによってサイト情報の収集から評価・サイト表示の順位付けをおこなう検索エンジンです。
カテゴリの分類なども人の手によって行われます。
Yahoo!のディレクトリ検索などがこの方式をとっています。
ディレクトリ型の長所は、人の目による評価のためサイトの信頼度が高いことですが、反面人の手によるため、掲載・評価に時間が掛かることがあります。評価者の主観による評価の上下も懸念されますが、多くの場合中立性を保つような工夫をしているため、その点は心配ないと思います。

ロボット型検索エンジン

ロボット型検索エンジンとは、クローラーと呼ばれるプログラムが、ネット上を徘徊し、サイト情報の収集から評価、検索結果の順位付けをおこないます。現在主流の検索方式で、Googleをはじめ、現在ではYSTでも検索結果の表示にはロボット型を採用しています。
ロボット型は、クローラーが自動的にサイトを収集し、プログラムが検索アルゴリズムに従って自動的にサイトの評価をおこなうため、ディレクトリ型に比べて数多くのサイト登録を短期間で行えるメリットがあります。
しかし、プログラムによる評価のため、内容が薄いサイト、掲載情報の信頼性が低いサイトであっても、検索アルゴリズムに好かれるようにつくられていることで、上位表示されてしまう可能性があるため、情報の信頼性においてディレクトリ型に劣ります。
現在はこの検索アルゴリズムも進化を重ね、高い信頼性を得られるようになりましたが、それでもいくつかのキーワードでは、必ずしもサイトの有益性が掲載順位とは一致していないようです。

SEO対策は、このロボット型検索エンジンに対して行う施策です。